オーストラリアの医療
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オーストラリアの医療(オーストラリアのいりょう、Health care in Australia)は公営と民間組織の両者が存在し[1]、保健省(オーストラリア)(英語版)が国家健康政策を決定し、その実施は各州政府が担っている。豪州では1984年よりユニバーサルヘルスケアが達成されており[2]、一般税収を原資とした公費負担医療メディケア(Medicare)が実施され、また民間の医療機関も存在する[1]。なお豪州には社会保険制度は存在しない[3]。
Medicare制度は所得に課される1.5%のメディケア税(英語版)を原資としており、また政府一般税収も投入されている[1]。民間保険に加入していない高収入者は、メディケア税が更に1%課される[1]。またMedicareとは独立して薬剤補助スキーム(PBS)が存在し、処方薬費用の一部が補助される[1]。