グアビアーレ川
コロンビアの川 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
グアビアーレ川 (グアビアーレがわ、Guaviare River) は、コロンビアを流れるオリノコ川の支流。
アンデス山脈の東部にそれぞれ水源を持つ、アリアリ川(スペイン語版)とグアヤベロ川(スペイン語版)が合流して生まれる。全長は1497kmで、オリノコ川の支流では最も長い。630km地点まで遡行できる。リャノとアマゾン熱帯雨林の境界と考えられている。主な支流にイニリダ川(英語版、スペイン語版)がある。ベネズエラ南部のコロンビアとの国境にあるサン・フェルナンド・デ・アタバポ(スペイン語版)でアタバポ川(スペイン語版)と共にオリノコ川に注ぐ。
イニリダ付近のイニリダ川、ベントゥアリ川(スペイン語版)およびオリノコ川との合流点一帯のアマゾン熱帯雨林、湿地群と河川はミドリコンゴウインコ、オオカワウソ、オオアリクイ、ショベルノーズキャットフィッシュ、Pseudoplatystoma metaense(スペイン語版)、Pseudoplatystoma orinocoense(スペイン語版)などの動物の生息地で、2014年にラムサール条約登録地となった[1]。