グリーン・ゾーン (イラク)
ウィキペディア フリーな encyclopedia
グリーン・ゾーン(アラビア語: المنطقة الخضراء, al-minṭaqah al-ḫaḍrā)は、イラクの首都バグダードの中心部に位置する10平方キロメートル(4平方マイル)の旧米軍管理領域の名称である。連合国暫定当局など、都市の中でも国際的な建物の残っている地域である。イラク暫定政権下で公式に名付けられた名称はバグダード国際領域であったが、グリーン・ゾーンという名称が広く一般的に使われていた。また、その周辺をレッド・ゾーンと呼称する。これはグリーン・ゾーンの外側の領域を指す言葉だが、この名称はわりと曖昧に、軍の管理を離れた外側全ての危険地域に対して使われている。尚、グリーン・ゾーンもレッド・ゾーンも軍隊用語に由来している。