ザ・ヴァイパー・ルーム
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ザ・ヴァイパー・ルーム (The Viper Room) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ウェスト・ハリウッドのサンセット・ストリップ (Sunset Strip)にあるナイトクラブ。1993年の開業から、2004年まで、俳優ジョニー・デップが所有権の一部をもっていた。このクラブはハリウッドのエリートたちが顔を出すことで有名になっており、1993年ハロウィンの日(10月31日)の朝に、リヴァー・フェニックスが薬物の過剰摂取が原因で死亡した場所でもある。ザ・ヴァイパー・ルームの所有関係は何度も変遷を経ているが、その間も一貫して、メタル、パンク・ロック、オルタナティヴ・ロックなど、様々なジャンルのホットな音楽が演奏される場であり続けている。
概要 ザ・ヴァイパー・ルーム, 情報 ...
ザ・ヴァイパー・ルーム | |
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サンセット・ストリップに位置するザ・ヴァイパー・ルーム | |
情報 | |
種別 | ナイトクラブ |
音楽ジャンル | ロック |
開館 | 1993年 |
収容人員 | 250人 |
所在地 | カリフォルニア州ウェスト・ハリウッド サンセット大通り8852番地 |
位置 | 北緯34度5分25.7秒 西経118度23分4.8秒 |
外部リンク | http://www.viperroom.com |
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「ヴァイパー (viper)」とは、クサリヘビ科のヘビ、ないしは、一般的に毒蛇を指す言葉であり、「ザ・ヴァイパー・ルーム」は「毒蛇の部屋」といった意味になる。
現在このクラブが存在する場所には、以前は「ザ・セントラル (The Central)」という店があったが、これは閉店してしまい、長年そこで演奏を続けていたチャック・E・ワイス (Chuck E. Weiss) は、デップにこの店を「ザ・ヴァイパー・ルーム」と改称して復活させようと持ちかけた[1]。この再開発の件には、トム・ウェイツも関わりを持っていた[2]。
リヴァー・フェニックスは死後遺灰を空中散布したため墓がなく、ファンは命日にこの場所を弔問に訪れることが多い。