五峰旗瀑布
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五峰旗瀑布(ごほうきばくふ、拼音: Wǔfēngqí Pùbù)は、台湾の宜蘭県礁渓郷にある、得子口溪(中国語版)の上流に位置する滝。『噶瑪蘭廳志』にある「... 以形得名,五峰排列,如豎旗幟,...」(「...地形から名付けられており、5つの峰が並び、さながら旗を並べ立てたようだ...」)という記述の通り[1][2]、後方には五座の山峰があり、その形が京劇の道具に用いられる三角大旗に似ていたことから「五峰旗」の名がついたとされる[3]。滝は、上、中、下のに三層から成っており、それらの滝とそれぞれを結ぶ河道を合わせた落差は、100メートル以上に及ぶ[4]。宜蘭県政府は、観光地としての発展を期して「五峰旗風景特定区」を設定している。また、「蘭陽十景」のひとつでもある[5]。