利用者:訳由美子/翻訳中2
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『事物の本性について』(じぶつのほんしょうについて、De rerum natura、『物の本質について』[1]とも)は、紀元前1世紀に共和政ローマ期の詩人・哲学者のルクレティウスにより、エピクロス哲学をローマの人々に説明することを目的に書かれた教訓詩である。約7,400の長短短六歩格(英語版)で書かれたこの詩は、6冊の無題の本に分かれており、詩的な言葉と比喩を通してエピクロス主義の物理学を探究している[2]。つまり、ルクレティウスは原子論の原理を探究する。例えば、心と魂の性質、感覚と思考の説明、世界の発展とその現象、さまざまな天体および地球の現象の説明である。この詩に描かれている宇宙は、伝統的なローマの神々による介入ではなくfortuna により導かれるこれらの物理的原理に従って動いている[3]。