極北のナヌーク
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『極北のナヌーク』(きょくほくのナヌーク、英語: Nanook of the North)は、1922年にアメリカの映画監督ロバート・フラハティによって製作されたサイレント映画。カナダ北部で暮らすイヌイットの文化・習俗を記録した作品で、映画史上、しばしば初のドキュメンタリー映画と説明される[1]。
アメリカ議会図書館がすぐれた映画作品を選び出して半永久的な保存を推奨する制度が開始されたさい、「文化的・歴史的・美的価値がきわめて高い」作品として最初の指定作品25本の1つに選ばれている[2]。日本では当初『極北の怪異』の邦題で公開された。