釧路海底谷(Kushiro (Submarine) Canyon、くしろかいていこく)は、北海道の釧路川沖合から千島海溝まで約150kmにおよぶ海底谷で、日本有数の海底谷のひとつ[1]。
海底地形図 (GEBCO 2021)に見る釧路海底谷。上部中央の釧路川河口沖から海底斜面を下り右下の千島海溝に至る。
2006年、しんかい6500による潜行調査が行われ、採取された岩石試料の珪藻化石分析が行われた結果、上流部の珪藻帯の年代は後期鮮新世~前期更新世、下流部の珪藻帯からは前期更新世の珪藻が産出した[2]。