ISO 639 マクロランゲージ
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ISO 639 マクロランゲージは言語コードの国際標準であるが、その定義において、非常に違いの大きい方言と緊密に関連した言語の境界的な場合(方言連続体)や、言語学的な理由というよりは民族的・政治的な理由によって同じまたは異なる言語とされている変種を扱うために、いくつかのマクロランゲージが定義された。ISO 639-2で定義されているうち56の言語がISO 639-3ではマクロランゲージとされる[1]。このマクロランゲージという範疇はエスノローグの第16版に適用されている[2]。
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マクロランゲージのうち、あるものは ISO 639-2 では個別の言語が定義されておらず(例: ara アラビア語)、ISO 639-3で新たに個別言語が定義されているが、「nor」(ノルウェー語)のようにISO 639-2ですでに2つの個別言語が定義されているものもある(nno ニーノシュクとnob ブークモール)。このことは、いくつかの言語(例: arb 標準アラビア語)は、ISO 639-2ではひとつの言語(ara)の方言とみなされていたが、ISO 639-3ではそれ自身独立した言語とみなされる場合がある、ということを意味する。マクロランゲージは、言語学的には互いに異なるが、話者にとっては同一の言語の複数の形態である場合(例: ダイグロシアの場合)を扱うための試みである。たとえば、