ミューニュートリノ
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ミューニュートリノ(英: muon neutrino)は、素粒子標準模型における第二世代のニュートリノである。レプトンの三世代構造において、同じく第二世代の荷電レプトンであるミュー粒子と対をなすため、ミューニュートリノと名付けられた。
概要 ミューニュートリノ, 組成 ...
ミューニュートリノ | |
---|---|
組成 | 素粒子 |
粒子統計 | フェルミ粒子 |
グループ | レプトン |
世代 | 第二世代 |
相互作用 |
弱い相互作用 重力相互作用 |
反粒子 |
反ミューニュートリノ (ν μ) |
理論化 | (1940年代) |
発見 |
レオン・レーダーマン メルヴィン・シュワーツ ジャック・シュタインバーガー (1962年) |
記号 |
ν μ |
質量 | 非ゼロだが、非常に小さい(ニュートリノ質量.) |
電荷 | 0 |
カラー | 持たない |
スピン | 1⁄2 |
弱アイソスピン | LH: ?, RH: ? |
弱超電荷 | LH: ?, RH: ? |
テンプレートを表示 |
閉じる
1940年代初頭に何人かの研究者によって理論的に予測され、1962年にレオン・レーダーマン、メルヴィン・シュワーツ、ジャック・シュタインバーガーらによって検出された。ニュートリノとしては、2番目に発見された。この発見によって彼らに1988年のノーベル物理学賞が授与された。