なにわの海の時空館
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なにわの海の時空館(なにわのうみのじくうかん、2000年7月14日開業[1] - 2013年3月10日閉館[2][3])は、大阪府大阪市住之江区南港咲洲地区にあった、大阪市立の博物館。船舶や海運、海洋をテーマとする海事博物館であった。 総工費は176億円。「大阪市の海の交流の歴史を伝えるため」として、磯村隆文市政がオープンした。しかし、開館より来場者が見込みの1/6が続いたことで毎年数億円の赤字を計上してきた。大阪維新の会以前の大阪市の箱物行政・放漫財政の代表例の一つとされる。毎年2億円から3億円の大赤字が続き、橋下徹市長の時代に施設の廃止が決まった。橋下徹市長が「負の遺産」と位置づけた市内の17のハコモノのうち、その後も唯一売却希望がつかず、開業時代よりも年間コストは減ったものの、10年間で維持費7000万円を計上し続けている大阪最後の負の遺産と呼ばれている[4][5]。
概要 なにわの海の時空館Osaka Maritime Museum, 施設情報 ...
なにわの海の時空館 Osaka Maritime Museum | |
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施設情報 | |
正式名称 | なにわの海の時空館 |
専門分野 | 海洋 |
館長 | 濱田育雄 |
管理運営 | 大阪ガスビジネスクリエイト株式会社 |
建物設計 | ポール・アンドリュー |
延床面積 | 20,699m²[1] |
開館 | 2000年(平成12年)7月14日[1] |
閉館 | 2013年(平成25年)3月10日 |
所在地 |
〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北2丁目5番20号 |
位置 | 北緯34度38分24.17秒 東経135度24分16.46秒 |
アクセス | コスモスクエア駅より徒歩7分 |
プロジェクト:GLAM | |
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2006年度(平成18年度)より指定管理者制度に移行し、大阪ガスビジネスクリエイト株式会社が管理運営を受託した[6][7]。