アウクスブルク信仰告白の弁証
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『アウクスブルク信仰告白の弁証』(アウクスブルクしんこうこくはくのべんしょう、独: Apologie der Confessio Augustana、羅: Apologia Confessionis Augustanae)は、ローマ・カトリック教会が『アウクスブルク信仰告白』に対して提唱した反論への弁明書。フィリップ・メランヒトンによって執筆されたが、マルティン・ルターの影響も大きい。
本書は当初、1530年のアウクスブルク帝国議会において神聖ローマ帝国皇帝カール5世に献呈される予定だったが、皇帝によって却下された。1531年4月末に初めて出版が実現した。