アルキノオス
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この項目では、ギリシャ神話の人物について説明しています。ローマ帝国期の哲学者については「アルキノオス (哲学者)」をご覧ください。 |
アルキノオス(古希: Ἀλκίνοος, Alcinoos)は、ギリシア神話の人物である。伝説的なパイアーケス人が住むスケリア島あるいはケルキュラ島(現在のコルフ島)の王であり、王女ナウシカアーの父。アルゴー船の冒険譚、およびイタケー島の王オデュッセウスの帰国譚に登場し、特にホメーロスが叙事詩『オデュッセイアー』の中で述べているオデュッセウスの帰国の際の冒険物語のほとんどは、オデュッセウス自身がアルキノオスの王宮で語った体験談として語られている。