アルキメディアン・スクリュー
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アルキメディアン・スクリュー(英: Archimedean screw)、アルキメデスの螺旋(-らせん、英: Archimedes' screw)、またはスクリューポンプ(英: Screw pump)とはポンプ、スクリューの一種である。管の内部に螺旋があり、回転する事で連続的に上方へ移動させる。効率は低いが、粘性のある液体の搬送にも適している。主に液体の搬送などに使われるほか、砕氷船等の推進器としても用いられる。また、逆の動作となるが、上部から水を通すことで得られるシャフト(軸)の回転を利用したマイクロ水力発電にも活用されている。
アルキメデスが発明したとの言い伝えからこの名が付けられたが、アルキメデスの時代よりも4世紀前の紀元前7世紀、アッシリア王センナケリブの時代に既に使用されていたとする学説もある。