アルベルト・ディ・ジュッサーノ級軽巡洋艦
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アルベルト・ディ・ジュッサーノ級軽巡洋艦 (Incrociatore leggero classe Alberto di Giussano) はイタリア海軍の軽巡洋艦の艦級である。本級はイタリア海軍が自国で建造した最初の艦級である。本級の各艦はルネッサンス期などのイタリアの著名な傭兵隊長の名にちなんで命名されたことから、コンドッティエリ(傭兵隊長)型と称され[1]、本級以降の改良型であるルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級までの各級の総称としても用いられた[2]。4隻が建造され、第二次世界大戦で全艦戦没した。
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アルベルト・ディ・ジュッサーノ級軽巡洋艦 | |
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竣工当時の「アルベルト・ディ・ジュッサーノ」 | |
艦級概観 | |
艦種 | 軽巡洋艦 |
艦名 | 人名 |
前級 | ニーノ・ビクシオ級 |
次級 | ルイージ・カドルナ級 |
性能諸元 | |
排水量 | 基準:5,191トン 満載:6,954トン |
全長 | 169.3m 160.0m(水線長) |
全幅 | 15.5m |
吃水 | 5.1m |
機関 | ヤーロー・アンサルド式重油専焼水管缶6基+ベルッツォ式ギヤード・タービン2基2軸推進 |
最大出力 | 95,000hp |
最大速力 | 36.5~37.0ノット(公試時:42.04ノット) |
航続距離 | 18ノット/3,800海里 |
燃料 | 重油:1,130トン(満載) |
乗員 | 507名 |
兵装 | Models 1926 15.2cm(53口径)連装砲4基 Models 1924 10cm(47口径)連装高角砲3基 Models 1932 3.7cm(54口径)連装機関砲4基 Model 1931 13.2mm(75.7口径)連装機銃4基 53.3cm連装魚雷発射管2基 機雷96発 |
装甲 | 舷側:20mm(水線部) 甲板:24mm 主砲塔:23mm(前盾) 主砲バーベット:24mm 司令塔:25~40mm |
航空兵装 | 水上偵察機2機搭載、カタパルト1基 |
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