アルヴィースの言葉
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『アルヴィースの言葉[1]』(アルヴィースのことば、古ノルド語: Alvíssmál)とは、古ノルド語詩である。一般に『古エッダ』の一篇に数えられ、北欧神話の原典資料の一つとなっている。『アルヴィースの歌[2]』とも。
アース神のトールとドヴェルグのアルヴィースとの間の知恵比べが歌われている。その中で、言葉の言いかえ(ヘイティ(英語版)も参照)が、「各部族(人間、アース神、等)での呼ばれ方」として列挙される(スールル)。
詩形は歌謡律[3]。11世紀の成立と考えられている[3]。第20スタンザ(「風」の言いかえ)が『詩語法』第74段落に、第30スタンザ(「夜」の言いかえ)が第78段落に、それぞれ引用されている[4]。