キリストの埋葬 (ティツィアーノ、1559年)
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『キリストの埋葬』(キリストのまいそう、西: Entierro de Cristo、英: The Entombment)は、イタリア・ルネサンスのヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノ・ヴェチェッリオがキャンバス上に油彩で描いた絵画である。フェリペ2世 (スペイン王) の委嘱により1559年に制作された[1][2]。描かれているのは『新約聖書』中の「マタイによる福音書」 (27章 57-61) を初め4つの「福音書」すべてに記述されている、石棺にイエス・キリストを埋葬する場面である[1][2]。作品は現在、マドリードのプラド美術館に所蔵されている[1][2]。