クイックリリース
ウィキペディア フリーな encyclopedia
クイックリリース(英: Quick release skewer)とは、主に競技用自転車で使われる、工具を使わずに素早くホイールを外すことができる機構。中空の車輪軸を通してホイールに装着し、カムを備えたレバー(クイックリリースレバー)の操作で車体との固定と解除を行う。1927年にイタリアのレーサートゥーリョ・カンパニョーロ(イタリア語版、英語版)(カンパニョーロ創業者)によって発明された。
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2023年8月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
クイックリリースは21世紀現在まで大部分のロードバイクやマウンテンバイクに採用されている。これは、競技中にタイヤがパンクした場合などに素早くホイールを取り外す必要があるためである。したがって、ホイール取り外しが煩雑なバンドブレーキを採用している自転車では採用のメリットはない。
レバー部分を、いたずら防止などの目的で鍵(ロック)やナットで止めるタイプも存在し、アレンキーセキュリティスキュワー (Allen-Key Security Skewer)、ボルトオンスキュワー (Bolt-On Skewers)、またはロックスキュワー (Locking skewer) と呼ばれる。