グレート・イースタン (蒸気船)
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グレート・イースタン(SS Great Eastern)は1858年に進水した19世紀最大級の蒸気船である。客船として大西洋の航海に使用された後、海底ケーブル敷設船として活用された。
概要 グレート・イースタン (蒸気船), 基本情報 ...
グレート・イースタン (蒸気船) | |
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基本情報 | |
経歴 | |
進水 | 1858年1月30日 |
竣工 | 1859年 |
就航 | 1860年6月17日 |
その後 | 1889年に解体 |
要目 | |
総トン数 | 18,915トン |
全長 | 211m |
全幅 | 25.1m |
速力 | 14ノット |
旅客定員 | 4,000名 |
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設計はイザムバード・キングダム・ブルネルによる。総トン数1万9,000トン級、全長200m超という完成当時世界最大の蒸気船であり、それまで最大級の蒸気船と比較しても6倍近い大きさであった[1]。解体された1889年の時点でもまだ世界最大の地位にあった。
当初は「リバイアサン」という名がつけられていたが、やがてグレート・イースタンと呼ばれるようになった。これは、製造会社であるイースタン蒸気航海会社と、ブルネルが過去に設計したグレート・ブリテンやグレート・ウェスタンの名前からとられたものと考えられている[2]。