シリアの聖エフレムの祝文
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シリアの聖エフレムの祝文(シリアのせいエフレムのしゅくぶん、ギリシア語: Η ευχή του Αγίου Εφραίμ του Σύρου, ロシア語: Молитва св.Ефрема Сирина, 英語: The Lenten Prayer of St Ephrem the Syrian)は、シリアのエフレムによる、正教会の大斎(おおものいみ)において唱えられる祈祷文。単に「聖エフレムの祝文」とも呼ばれる。
各奉神礼(時課)の最後に二回ずつ唱えられるほか[1]、公祈祷においてのみならず、私祈祷においても唱えられる[2]。痛悔の心に満ちた祈祷として、大斎期間に唱えられることが正教会で奨励される[3]。