スイス国鉄RABDe500形電車
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スイス国鉄RABDe500形電車 (SBB RABDe 500,Intercity-Neigezug,ICN) は、スイス連邦鉄道(スイス国鉄)が保有し運行を行っている制御付き自然振子式[1]のインターシティ用電車編成である。
2002年にスイスで開催された博覧会Expo.02に合わせ、2000年5月28日に運行を開始した。
概要 基本情報, 製造所 ...
スイス国鉄RABDe500形電車 | |
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RABDe500形電車 | |
基本情報 | |
製造所 | アドトランツ、フィアット |
主要諸元 | |
編成 | Mc+M+T+T+T+M+Mc (4M3T)×44編成 |
軸配置 | (1A)'(A1)' + (1A)'(A1)' + 2'2' + 2'2' + 2'2' + (1A)'(A1)' + (1A)'(A1)' |
軌間 | 1435 mm |
電気方式 | 交流15,000V/16,7 Hz |
最高運転速度 | 200km/h |
設計最高速度 | 220km/h |
編成定員 |
477名 (1等車125人、2等車322人、折り畳み座席6人) (食堂車20人) |
編成重量 |
355t(空車時) 395t(満車時) |
編成長 | 188,800mm |
全幅 | 2,830mm |
全高 | 3,950mm |
車体 | アルミ |
搭載数 | 8 |
駆動方式 | 車体装荷直角カルダン式 |
編成出力 | 5,200kW |
制御装置 | VVVFインバータ制御(GTO) |
制動装置 | 回生ブレーキ、ディスクブレーキ、渦電流レールブレーキ |
保安装置 | Integra、ZUB262、ETCS(オルテン-ベルン間の高速新線およびゴッタルドベーストンネル用) |
備考 |
製造年: 1999年-2005年 車体傾斜度: 8° |
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バーン2000計画で計画され2004年に開業したマットシュテッテン-ロートリスト新線を経由する系統などでは、高速新線内で最高運転速度200km/hでの運転がされている。RABDe500形はシグ、フィアット(共に現アルストム)やアドトランツ(ボンバルディア・トランスポーテーションを経て現アルストム)とスイス国鉄が共同で開発を行った。