ステビオール配糖体
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ステビオール配糖体(ステビオールはいとうたい、英: Steviol glycoside)は、南米原産のキク科植物、ステビア(Stevia rebaudiana)の葉の甘味の原因となる化合物群であり、ステビア甘味料(英語版、ドイツ語版)の主成分 (または前駆体) である。近縁種のS. phlebophyllaにも含まれるほか(ただしステビア属他の種には含まれない)、およびバラ科の植物Rubus chingiiにもみられる[1]。
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ステビア由来のステビオール配糖体は、スクロースの30倍から320倍の甘味度を示すという報告があるが[2]、文献により数値には相違がみられる[3]。熱およびpHに対し安定であり、発酵しない[2]。
ヒトはステビアを代謝できないため、ステビオール配糖体を摂取しても血糖反応は誘発されない[4][5]。ステビオール配糖体の一日摂取許容量(ADI) は、ステビオール当量として体重比4 mg/kgと定められている。この値は、ラットを用いた研究で100倍の投与量でも影響がみられなかったことに基く[6]。