ソンブレロ銀河
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ソンブレロ銀河[1](ソンブレロぎんが、M104、NGC 4594)はおとめ座にある銀河である。おとめ座のスピカの約 11° 西に位置する。通称はソンブレロを横から見た姿に似ていることから付けられている。月の約 1/5 の視直径があるが、暗いため肉眼で見ることはできない。
概要 ソンブレロ銀河 Sombrero (Galaxy), 仮符号・別名 ...
ソンブレロ銀河[1] Sombrero (Galaxy) [2] | ||
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M104 ソンブレロ銀河 | ||
仮符号・別名 | M104[2] | |
星座 | おとめ座 | |
見かけの等級 (mv) | 8.00[2] | |
視直径 | 5'.893 × 3'.182[2] | |
分類 | S0/Sa[2] | |
発見 | ||
発見者 | ピエール・メシャン[3] | |
位置 元期:J2000.0[2] | ||
赤経 (RA, α) | 12h 39m 59.43185 s[2] | |
赤緯 (Dec, δ) | −11° 37′ 22.9954″[2] | |
赤方偏移 | 0.003642[2] | |
視線速度 (Rv) | 1,090 km/s[2] | |
距離 | 5,000万光年[3](約15Mpc) | |
他のカタログでの名称 | ||
NGC 4594[2] | ||
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これまでこの銀河は非常に大きなバルジを持つ渦巻銀河だと考えられてきたが、2012年、スピッツァー宇宙望遠鏡による観測結果から、楕円銀河の中に円盤が収まった複雑な構造を持つことが明らかとなった[4]。