ソンムの戦い
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ソンムの戦い(ソンムのたたかい、仏: Bataille de la Somme、英: Battle of the Somme、独: Schlacht an der Somme)は、第一次世界大戦における最大の会戦である。1916年7月1日から同11月19日までフランス北部・ピカルディ地域圏を流れるソンム河畔の戦線において展開された。連合国側のイギリス軍・フランス軍が同盟国側のドイツ軍に対する大攻勢として開始し、最終的に両軍合わせて100万人以上の損害を出したが、連合国軍はわずかな土地を獲得したにとどまり、ドイツ側は後退を最少におさえた。
概要 ソンムの戦い, 交戦勢力 ...
ソンムの戦い | |
---|---|
ソンム県オヴィレール・ラ・ボワセル近郊のイギリス軍の塹壕。作戦計画図中央にある道路付近の塹壕の写真。 | |
戦争:第一次世界大戦 | |
年月日:1916年7月1日 - 11月18日 | |
場所:フランスのピカルディ地方のソンム | |
結果:膠着 | |
交戦勢力 | |
イギリス帝国 |
ドイツ帝国 |
指導者・指揮官 | |
ダグラス・ヘイグ フェルディナン・フォッシュ ヘンリー・ローリンソン エミール・ファヨール ヒューバート・ゴフ |
ループレヒト マックス・フォン・ガルヴィッツ フリッツ・フォン・ベロウ |
戦力 | |
7月1日時点 390,000 13個師団 330,000 11個師団 7月-11月 1,530,000 50個師団 1,440,000 48個師団 |
7月1日時点 315,000 10.5個師団 7月-11月 1,500,000 50個師団 |
損害 | |
c. 456,000[1][2][3] | c. 434,000–500,000[6][3][5] |
閉じる
大戦初期のマルヌ会戦などに比して武器の消費量や性能も飛躍的に向上し、軽機関銃も初登場した。また当時新兵器であった戦車が初めて投入された戦いでもある。