デュルビ・デュ・ノール
フランスのサッカークラブのリールOSCとRCランスとの対戦 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
デュルビ・デュ・ノール(フランス語: Derby du Nord、フランス語発音: [døbi du nɔʁ], 英語: Northern Derby)は、フランスのノール=パ・ド・カレー地域圏に本拠地を置くふたつのサッカークラブ、リールOSCとRCランスの対戦(ローカル・ダービー)のことである。リールはノール県・リール、ランスはパ=ド=カレー県・ランスに本拠地を置く。両クラブはノール=パ・ド・カレー地域圏で最も成功を収めている2クラブであり、両都市は40kmしか離れていない。
概要 北部ダービー, 都市、地域 ...
北部ダービー | |
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2015年5月3日のデュルビ・デュ・ノール | |
都市、地域 | リール / ランス |
初開催 | 1937 |
チーム | リールOSC & RCランス |
最多勝利 | リールOSC (42) |
直近の試合 |
リールOSC 3–1 RCランス リーグ・アン 2015年5月3日 |
最大得点差勝利 | リール 5–0 ランス (1952年2月11日) |
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デュルビ・デュ・ノールという名称は、リールとヴァランシエンヌFCの対戦を指すこともあるが、歴史的にはリールとランスの対戦のみを指す。このため、リールとヴァランシエンヌの対戦はル・プティ・デュルビ・デュ・ノール(Le Petit Derby du Nord、ミニ・北部ダービーと呼ばれることもある。ヴァランシエンヌはノール県・ヴァランシエンヌに本拠地を置く。
リールとランスは1937年に初対戦した。この時のリールはオリンピック・リロワのエンブレムを付けてプレーした。両クラブが似通っていること、両クラブのサポーターの社会学上の異なりなどから、両クラブ間では激しいライバル意識が育まれた。ダービーの発展は、両都市の社会的・経済的な異なりによって実証されている。ランスは古くからの町であり、労働者階級が多く、工業が盛んである。リールは中流階級が多く、現代的で、国際志向の町である。