ハゴロモモ属
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ハゴロモモ属(ハゴロモモぞく、学名: Cabomba)は、スイレン目ハゴロモモ科[注 1]に分類される2属のうちの1つである(もう1つはジュンサイ属)。池沼の水中に生育する多年生の水草であり、細かく二叉分岐した葉を水中につける(図1a)。花は水上に咲き、花被片は白色、黄色、紫色など、3枚ずつ2輪につく(図1b)。約5種が含まれる。北米から南米の熱帯域から温帯域に分布しているが、ハゴロモモ (フサジュンサイ) は世界中に帰化しており、日本でも見られる。
概要 ハゴロモモ属, 分類 ...
ハゴロモモ属 | |||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||
Cabomba Aubl. (1775)}[1] | |||||||||||||||
タイプ種 | |||||||||||||||
Cabomba aquatica Aubl. (1775)[2] | |||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||
fanworts[3] | |||||||||||||||
種 | |||||||||||||||
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しばしばアクアリウムで金魚や熱帯魚とともに栽培される。特にハゴロモモは金魚藻と総称される水草の1つであり、極めて広く利用されている。学名をそのまま読んでカボンバの名で売買されていることも多い。