ハースト・テレビジョン
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ハースト・テレビジョン株式会社(Hearst Television, Inc.)、旧:ハースト=アーガイル・テレビジョン(Hearst-Argyle Television))は、ハースト・コミュニケーションズが所有するアメリカ合衆国の放送会社である。1998年から2009年半ばまで、同社はニューヨーク証券取引所で「HTV」のシンボルで普通株を取引していた。
以前の社名 |
ハースト・ブロードキャスティング(1931年 - 1997年) ハースト=アーガイル・テレビジョン(1997年 - 2009年) |
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種類 | 子会社 |
業種 |
放送テレビ テレビ制作 |
前身 |
ハースト・ブロードキャスティング アーガイル・テレビジョン・ホールディングスII |
設立 | 1931年 (93年前) (1931)(ハースト・ブロードキャスティングとして) |
本社 | 、 |
事業地域 | アメリカ合衆国(全国) |
主要人物 |
ジョーダン・ワートリーブ (社長) |
製品 | 放送テレビ |
売上高 | 7億8,540万米ドル (2006年) |
営業利益 | 2億2,880万米ドル (2006年) |
利益 | 9,870万米ドル (2006年) |
従業員数 | 約3000(フルタイム) |
親会社 | ハースト・コーポレーション |
部門 | ハースト・メディア・プロダクション・グループ(英語版) |
ウェブサイト |
hearst |
ハースト=アーガイルは、ハースト・コーポレーションの放送部門と、(1994年に)ニュー・ワールド・コミュニケーションズに、最終的にFOX所有局になった放送局を売却した同名の会社と部分的に関連しているアーガイル・テレビジョン・ホールディングスII(Argyle Television Holdings II)が所有する放送局[1]が合併して1997年に設立された(ハースト自体は、アメリカの放送グループでは珍しく、どの放送局でもFOXと提携したことはない)。ハーストの放送への関与は1920年代に遡る。
視聴者のリーチに関しては、ハーストは、E・W・スクリップス・カンパニー及びシンクレア・ブロードキャスト・グループに次ぐ、テグナに次ぐABC系列局の3番目に大きなグループ所有者であり、テグナに次ぐNBC系列局の2番目に大きいグループ所有者である。
ナショナル・フットボール・リーグのハーストが所有するABC系列局は、これらのチームが関与し、ハーストが20%所有し、残りはABCの親会社であるウォルト・ディズニー・カンパニーが所有しているESPNの『マンデーナイトフットボール』の試合中継を同時放送している。ハーストが所有する他の放送局も、他のネットワーク(ボルチモアのNBC系列局WBAL-TVなど)と提携しているにもかかわらず、ESPN放送のNFLの試合を放送している。ハーストは、 NBCユニバーサル・テレビジョン・ディストリビューション(英語版)とのシンジケート番組の合弁事業もいくつか行っている。
2009年6月3日、ハースト・コーポレーションは、ハーストが保有していない株式の実質的に全てを購入すると発表した。その後、ハースト=アーガイル・テレビジョンは社名から「アーガイル」を削除し、ハースト・コーポレーションの完全子会社となった[2]。