パーヴェル・シェレメト
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パーヴェル・グリゴーリエヴィチ・シェレメト (ロシア語: Па́вел Григо́рьевич Шереме́т、1971年11月28日 - 2016年7月20日)は、ベラルーシ出身のジャーナリスト[1]。
1990年代からアレクサンドル・ルカシェンコ政権に批判的な報道で知られた[1]。のちロシアへ移住し[1]、国営テレビ局「チャンネル1 (ロシア)」で10年ほど記者を務めた[2]。次いで報道の自由を求めてウクライナの首都キエフへ居を移し、インターネット報道機関「ウクラインスカヤ・プラヴダ(ウクライナ語版)(ウクライナの真実)」およびFMラジオ放送局「ラジオ・ヴェスチ(ロシア語版)」で5年勤務した[1][2]。
2016年7月20日午前8時前、自宅から職場に向かうため乗用車を運転し始めた直後に、車内に仕掛けられていた爆発物が作動し即死した[1][2]。