マイボーム腺
まぶたの縁にある皮脂腺の1つ。油性物質の供給をつかさどる / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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マイボーム腺(マイボームせん、英: Meibomian gland)は、まぶたの縁にある特殊な皮脂腺の一つで、目の涙液膜の蒸発を防ぎ、涙が頬にこぼれ落ちるのを防止し、閉じたまぶた内を気密にする働きを持つ油性物質(皮脂)の供給をつかさどる。瞼板腺(けんばんせん、tarsal glands)ともいう。マイボーム腺は上まぶたには約50本、下まぶたには約25本存在する。この腺の名前はドイツの医師、ハインリッヒ・マイボーム (1638年 - 1700年)の名にちなむ。