マレーシアとフィリピンの関係
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マレーシアとフィリピンの関係では、マレーシアとフィリピンの国際関係について言及する。 フィリピンはクアラルンプールに大使館を、マレーシアはマニラに大使館、ダバオに領事館を、それぞれ設置している。隣り合った両国の国民は、文化的・政治的な関係についての長い歴史を築いている。両国ともASEANの原加盟国であり、マレー・ポリネシア語派に属し、また互いに重要な貿易相手国でもある。両国は共同で、両国間にわたる海域であるスールー海の保全対策に参加している。マレーシアは、ミンダナオ島でのムスリムの騒乱に対する平和維持活動を支援している。他方両国は、南沙諸島の領有権をめぐる論争に巻き込まれており、フィリピンではサバ州の東海岸の領有権が主張されている。