ミズーリ工科大学
アメリカの州立大学 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
ミズーリ工科大学(英語: Missouri University of Science and Technology)は、アメリカ合衆国ミズーリ州ローラ(英語版)に本部を置くアメリカ合衆国の州立大学。1870年創立、1870年大学設置。略称はMST、Missouri S&TおよびS&T。稀に昔の名残でUMR(University of Missouri at Rolla)と呼ばれることもある。
ミズーリ工科大学 | |
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大学設置/創立 | 1870年 |
学校種別 | 州立 |
本部所在地 | アメリカ合衆国ミズーリ州ローラ(英語版) |
学生数 | 7,642 |
キャンパス | ローラ |
学部 |
工学部 理学部 経済学部 心理学部 教育学部 |
研究科 |
工学部 工学大学院 理学大学院 |
ウェブサイト | http://www.mst.edu |
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1870年にミズーリ鉱冶金学校(Missouri School of Mines and Metallurgy)がミズーリ大学の分校としてミズーリ州ローラに開校。ミシシッピ川以西に最初に設置された理工系の学校。開校当初は鉱業、地質、金属工学のみであったが、1920年代に機械、電気工学および理学、数学など理数系の学部を追加。1964年にミズーリ大学ローラ校(University of Missouri at Rolla)と改名、翌年に経済学、経営学、心理学などの文系学部も加えられ、総合大学となる。2008年にMissouri University of Science and Technologyと公式に改名。日本語の正式名称はミズーリ工科大学。ミズーリ科学技術大学と訳されることもある。
1961年にミズーリ州初となる原子炉(核物理学研究に使われる研究炉)を設置。原子炉は一般にも公開されており、申し込めば見学可能。
1967年にアメリカ初となる工業管理学(エンジニアリングマネジメント)大学院を設立。他にも爆発物工学科、軍事建設学科、石油化学工学科など、他の大学ではあまり見られないユニークな学科がある。
理工系大学のため卒業生の就職率は非常に高く、卒業生全体の平均初任給で全米第三位、費用対効果(ROI)の高い大学では全米第一位にランクされている。卒業生の多くがシカゴなど五大湖周辺の都市で就職・活躍している。