ラヴォー
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ラヴォー(Lavaux)は、スイス・ヴォー州ローザンヌからモントルー郊外のシヨン城にかけて広がる、レマン湖北岸の丘陵地帯を指す。ブドウ栽培が盛んに行われ、スイス有数のワイン産地となっている。
概要 ラヴォー地区のブドウ畑(スイス), 英名 ...
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ラヴォーのブドウ畑とレマン湖 | |||
英名 | Lavaux, Vineyard Terraces | ||
仏名 | Lavaux, vignoble en terrasses | ||
面積 | 898ha (緩衝地帯 1,408ha) | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (3), (4), (5) | ||
登録年 | 2007年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
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ブドウ栽培はローマ時代までさかのぼる歴史をもつ。現在のブドウ畑の原型は、この地をベネディクト会とシトー会の修道院が支配していた11世紀頃に形成されたと考えられている[1]。テラス状に広がるブドウ畑とブドウ農家が暮らす小さな村が織り成す景観、ワインづくりの長い伝統と歴史を評価され、2007年に「ラヴォー地区の葡萄畑」の名でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。