レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観
スイスとイタリアにまたがる世界遺産 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観(レーティッシュてつどうアルブラせん・ベルニナせんとしゅうへんのけいかん)は、スイスとイタリアが共有する「国境を越える世界遺産」のひとつである。スイスのグラウビュンデン州からイタリアのロンバルディア州ソンドリオ県にかけてを走るレーティッシュ鉄道のアルブラ線とベルニナ線は、登山鉄道で広く見られるラック式を採用していない粘着式鉄道としてはヨーロッパ最高地点を通る鉄道であり、20世紀初頭における技術的到達の優れた例証などとして、2008年にUNESCOの世界遺産リストに加えられた。登録面積約152 ha[注釈 1]のうち、イタリア領内は3 haである[1]。