兵科総元帥
ウィキペディア フリーな encyclopedia
兵科総元帥(へいかそうげんすい、ロシア語: Главный Маршал рода войск)は、ソビエト連邦軍の上位階級である。この階級は1943年8月27日に創設され、相互の先任権は維持されたが、上級大将と同等であった。
概要 兵科総元帥 Главный маршал рода войск, 国 ...
兵科総元帥 Главный маршал рода войск | |
---|---|
肩章 (1955年-1974年) | |
元帥星章 (小型) | |
国 | ソビエト連邦 |
軍隊 | ソビエト連邦軍 |
制定 | 1943年10月9日 |
廃止 | 1991年 |
上位階級 | ソ連邦元帥 ソ連邦海軍元帥 |
下位階級 | 大将 |
同等階級 | 兵科元帥 海軍元帥(1940~45、1962~91) 上級大将 |
閉じる
この階級は、イギリスの空軍元帥に類似するものとして作られた。これは、ソ連軍の5つの軍種・兵科(空軍、砲兵科、戦車兵科、工兵科、通信兵科)で使用された。
兵科総元帥の階級は、主に砲兵科と空軍に限られ、1984年からはこれらの兵科においても与えるのを控えた。工兵総元帥及び通信兵総元帥の階級は、1943年の創設から1984年の廃止まで、いずれも授与される者はなかった。