利用者:Suyasuya3/sandbox
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「ダーキニー」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「ダーキニー (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
「荼枳尼」という名はサンスクリット語のダーキニー(Ḍākinī)を音写したものである[1]。また、荼吉尼天、吒枳尼天[1]とも表記し、吒天(だてん)とも呼ばれる。一般に、白狐に乗る天女の姿で表され、剣と宝珠を主な持物とする。
インドのヒンドゥー教におけるダーキニーは、戦いと破戒の女神カーリーの従者で、人肉を食する女鬼である。また、アスラパス(飲血者)とも呼ばれる。
荼枳尼“天”とは日本特有の呼び方であり、中国の仏典では“天”が付くことはなく荼枳尼とのみ記される。ダーキニーはもともと集団や種族を表す名であるが、日本の荼枳尼天は一個の女尊を指すようになった。
仏道に帰依してからは、死者のみを食べることが許され、6ヶ月前に人の死を知り、死の直後に心臓を取って食らうといわれる。自由自在の験力を持ち、荼枳尼天を本尊とする密教修法の荼枳尼天法は、地位や財宝などの現生利益に効験あらたかといわれた。しかし、その反面で外法と呼ばれ、畏怖や忌避の対象でもあった。
中世に稲荷信仰と習合し、戦国から近世にかけては、城や寺院の鎮守稲荷として祀られるようになっていった。伏見稲荷にも荼枳尼天を祀る愛染寺があり、仏教的稲荷信仰を諸国に広めていった。