外套
防寒、防雨、防雪等の為に衣服の上から羽織る衣類 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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「外套」のその他の用法については「外套 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
外套(がいとう)とは防寒防雨のため服上に着用する衣服のこと[1]。多くは衣嚢(ポケット)がついている。外衣。雨具としては蓑やポルトガル由来の合羽など[2]。特に日本へ洋装(洋服)が入ってきたときに英語でいうovercoat(オーバーコート)に「外套」が当てられるようになった[3]。なお、日本語では「オーバー」または「コート」と略すこともある[注釈 1]。
外套には種々の長さがある。通常、膝丈程度をロングコート、腿丈程度をハーフコート、腰丈程度をショートコートという。丈は時代による変遷もあるがフォーマルな服装にあっては膝丈程度が上品とされる。
外套の着脱について、レストランなどでは埃が他の客の迷惑にならないように男性は玄関ホールで脱ぎ、クロークがあればそこに預けるべきとされる。他人の家屋を訪問した際には日本では屋外で脱ぐことが多いが、欧米ではコートの着脱用のスペースである玄関ホールで脱ぐ[注釈 2]。