外装水雷
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外装水雷(英:スパートーピード〈Spar torpedo〉)とは長い竿の先に刺突爆雷(ただし、弾頭は成形炸薬弾ではない)を装着したもの。主に敵艦船の吃水線下を突いて爆発させ、破孔を開けて沈没させる。舳先に取り付けて体当たり攻撃を行うのが一般的であった。
初期のものは爆弾本体にトゲがついており、そのトゲによって目標の船体に爆弾を突き刺し、棒に付けられた引き金を引いて爆破するものだったが、木造船ならともかく鉄船や鋼船に対しては歯が立たないので、後には瞬発信管が備えられた。
自航式の魚雷が発明されるとすぐに取って代わられたので、正規の兵器としての活躍は主に南北戦争の他は、数例に限られる。