大野ダム (京都府)
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大野ダム(おおのダム)は、京都府南丹市美山町樫原、一級河川・由良川本流上流部に建設されたダムである。
概要 大野ダム (京都府), 所在地 ...
大野ダム (京都府) | |
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所在地 | 京都府南丹市美山町樫原字中野山 |
位置 | |
河川 | 由良川水系由良川 |
ダム湖 | 虹の湖【ダム湖百選】 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 61.4 m |
堤頂長 | 305 m |
堤体積 | 167,000 m³ |
流域面積 | 354.0 km² |
湛水面積 | 186.0 ha |
総貯水容量 | 28,550,000 m³ |
有効貯水容量 | 21,320,000 m³ |
利用目的 | 洪水調節・発電 |
事業主体 | 京都府 |
電気事業者 | 京都府公営企業 |
発電所名 (認可出力) | 大野発電所 (11,000kW) |
施工業者 | 大成建設 |
着手年/竣工年 | 1943年/1961年 |
出典 | [1][2][3] |
備考 |
1943年 - 1945年内務省施工 1945年 - 1954年事業中断 1954年 - 1961年建設省施工 京都丹波高原国定公園 |
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高さ61.4メートルの重力式コンクリートダム。由良川の治水と出力1万1,000キロワットの水力発電を目的とした由良川総合開発事業の一環として内務省、後に建設省近畿地方建設局(現在の国土交通省近畿地方整備局)により計画・施工された京都府内初の多目的ダムであり、完成後は京都府に管理が移管された。ダムによって形成された人造湖は虹の湖(にじのみずうみ)と呼ばれ京都丹波高原国定公園に指定されているほか、北桑田郡美山町(現・南丹市)の推薦により財団法人ダム水源地環境整備センターが選定するダム湖百選に選ばれている[4]。なお、同名のダムが北海道北斗市、岩手県九戸郡洋野町、山梨県上野原市にも存在する。