平滑両生類
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平滑両生類(へいかつりょうせいるい、Lissamphibia)は現生の両生類の全種を含むグループである。現生は無尾目(カエルなど)、有尾目(サンショウウオ、イモリなど)、無足目(アシナシイモリなど)の3群。4群目のAllocaudataはそこそこ繁栄し、ジュラ紀中期~前期更新世にかけて1億6000万年生存したが、200万年前に絶滅した。
概要 平滑両生類 Lissamphibia, 分類 ...
平滑両生類 Lissamphibia | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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和名 | ||||||||||||||||||
平滑両生類[1] | ||||||||||||||||||
下位分類群 | ||||||||||||||||||
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何十年もの間、このグループは現生の両生類をすべて含み、古生代の分椎類、空椎類、Embolomeri類、Seymouriamorpha類を除くグループとして扱われてきた[2]。現生の両生類(カエル、サンショウウオ、アシナシイモリ)の初期のグループは全て近縁であったと結論づけてきた研究者もいる。
ペルム紀前期のdissorophoid類であるGerobatrachus hottoniが平滑両生類であったとする研究者もいる[3]。もしそうでない場合[4]、最も古い平滑両生類はジュラ紀前期のTriadobatrachusとCzatkobatrachusである[5][6]。