指物師ギルドの祭壇画 (マサイス)
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『指物師ギルドの祭壇画』(さしものしギルドのさいだんが、蘭: Altaarstuk van het schrijnwerkerambacht、英: Joiners' Guild Altarpiece)は、初期フランドル派の画家クエンティン・マサイスが1511年ごろ、板上に油彩で描いた三連祭壇画である。1497年、指物師ギルド (組合) が樽製造者ギルドから分離した後、指物師ギルドのために制作された。時に『受難の祭壇画』(じゅなんのさいだんが、英: Passion Altarpiece)、または、両翼パネルに描かれている洗礼者聖ヨハネと福音書記者聖ヨハネの殉教にちなんで『殉教の祭壇画』(じゅんきょうのさいだんが、英: Martyrdom Altarpiece)とも呼ばれる[1]。これら2人の聖人は大工職人の守護聖人で、両翼パネルの外側にもグリザイユで登場している。中央パネルは、死せるイエス・キリストへの哀悼を表している[2][3]。作品は現在、アントワープ王立美術館に所蔵されている[2][3][4]。
概要 作者, 製作年 ...
オランダ語: Altaarstuk van het schrijnwerkerambacht 英語: Joiners' Guild Altarpiece | |
作者 | クエンティン・マサイス |
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製作年 | 1511年ごろ |
種類 | 板上に油彩 |
寸法 | 260 cm × 503 cm (100 in × 198 in) |
所蔵 | アントワープ王立美術館 |
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