泡箱荷電粒子を観測するための装置の一つ / ウィキペディア フリーな encyclopedia 泡箱(あわばこ、英語: bubble chamber)は、荷電粒子を観測するための装置の一つ。1952年にアメリカの物理学者ドナルド・グレーザーによって発明された[1] [2]。グレーザーはこの功績により、1960年度のノーベル物理学賞を受賞している[1][3]。 泡箱(1954年) 泡箱の構造 原理は霧箱に似ており、過熱状態の透明な液体(主に冷却された液体水素)を満たした空間を粒子が通過することにより、粒子が通過した部分の水素が気化し、泡として観測される。
泡箱(あわばこ、英語: bubble chamber)は、荷電粒子を観測するための装置の一つ。1952年にアメリカの物理学者ドナルド・グレーザーによって発明された[1] [2]。グレーザーはこの功績により、1960年度のノーベル物理学賞を受賞している[1][3]。 泡箱(1954年) 泡箱の構造 原理は霧箱に似ており、過熱状態の透明な液体(主に冷却された液体水素)を満たした空間を粒子が通過することにより、粒子が通過した部分の水素が気化し、泡として観測される。