突発性発疹
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突発性発疹(とっぱつせいはっしん, exanthema subitum)は、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)初感染による感染症[1]。一部、ヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)によるものも存在する。1910年に初めて報告され1988年に病原体が、ヒトヘルペスウイルス6型であることが突き止められた[2][3]。
概要 突発性発疹, 別称 ...
突発性発疹 | |
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別称 | exanthema subitum, roseola infantum, rose rash of infants, sixth disease, baby measles, three-day fever |
Roseola on a 21-month-old girl | |
概要 | |
診療科 | 感染症 |
分類および外部参照情報 | |
ICD-10 | B08.2 |
ICD-9-CM | 057.8 |
DiseasesDB | 5857 |
MedlinePlus | 000968 |
eMedicine | emerg/400 derm/378 ped/998 |
MeSH | D005077 |
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「小児ばら発疹」[1]、「偽性風疹」[1]、「突発疹」、「突発性発疹症」などとも呼ばれる。
なお、医学が発展していなかった時代には原因不明の乳幼児の急な発熱が「知恵熱」と呼ばれたが、その原因の多くが実際には突然の高熱と解熱後の発疹を特徴とする突発性発疹であると考えられている[4]。