花巻電鉄
ウィキペディア フリーな encyclopedia
花巻電鉄(はなまきでんてつ)は、かつて岩手県花巻市の国鉄東北本線花巻駅を中心に、花巻温泉郷へ向かう鉄道線、花巻南温泉郷へ向かう軌道線、路線バスを運営していた会社である。
概要 種類, 本社所在地 ...
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 岩手県花巻市駅前大通132 |
設立 | 1926年(大正15年)9月20日 |
業種 | 鉄軌道業 |
事業内容 | 旅客鉄道事業、自動車運送業 |
代表者 | 社長 川村栄一 |
資本金 | 24,000,000円 |
発行済株式総数 | 48,000株 |
特記事項:1970年3月31日現在(『私鉄要覧 昭和45年度版』 19頁) | |
テンプレートを表示 |
閉じる
同社は1971年に岩手中央バスへ統合され、1972年に鉄道・軌道線を全廃し、1976年の再統合で岩手県交通となった。長い歴史において、買収や企業統合、単なる商号変更などで、運営する企業名が再三にわたり変わっているが、一般には戦後長期に渡って継続した「花巻電鉄」の名称で知られている。現在はかつての関連会社であった電鉄タクシーにその名を残す。
本項では、同社が運営していた鉄道線・軌道線・バス事業についても記述する。これらの鉄軌道路線は宮沢賢治や高村光太郎が利用したことでも知られる。