電子ニュートリノ
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電子ニュートリノ(electron neutrino)は、素粒子標準模型における第一世代のニュートリノである。レプトンの三世代構造において、同じく第一世代の荷電レプトンである電子と対をなすため、電子ニュートリノと名付けられた。
概要 電子ニュートリノ, 組成 ...
電子ニュートリノ | |
---|---|
組成 | 素粒子 |
粒子統計 | フェルミ粒子 |
グループ | レプトン |
世代 | 第一世代 |
相互作用 |
弱い相互作用 重力相互作用 |
反粒子 |
反電子ニュートリノ(ν e) |
理論化 | ヴォルフガング・パウリ (1930) |
発見 | フレデリック・ライネス、クライド・カワン (1956) |
記号 |
ν e |
質量 | 非ゼロだが、非常に小さい(ニュートリノ質量.) |
電荷 | 0 |
カラー | 持たない |
スピン | 1⁄2 |
弱アイソスピン | LH: ?, RH: ? |
弱超電荷 | LH: ?, RH: ? |
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ベータ崩壊の過程で運動量とエネルギーが喪失するという現象から、1930年にヴォルフガング・パウリによって予測され、1956年にフレデリック・ライネスとクライド・カワンによって最初に検出された[1]。