2021年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ
メジャーリーグベースボールの第52回ナショナルリーグ優勝決定シリーズ / ウィキペディア フリーな encyclopedia
2021年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月5日に開幕した。ナショナルリーグの第52回リーグチャンピオンシップシリーズ(英語: 52nd National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、16日から23日にかけて計6試合が開催された。その結果、アトランタ・ブレーブス(東地区)がロサンゼルス・ドジャース(西地区)を4勝2敗で下し、22年ぶり18回目のリーグ優勝および10回目のワールドシリーズ進出を果たした。
2021年のナショナルリーグ チャンピオンシップシリーズ | |||||||
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シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月16日–23日 | ||||||
観客動員 | 6試合合計:28万2443人 1試合平均:04万7074人 | ||||||
MVP | エディ・ロザリオ(ATL) | ||||||
責任審判 | ジェリー・ミールズ[1] | ||||||
NLDS | ATL 3–1 MIL LAD 3–2 SF | ||||||
チーム情報 | |||||||
アトランタ・ブレーブス(ATL) | |||||||
シリーズ出場 | 2年連続13回目 | ||||||
GM | アレックス・アンソポロス | ||||||
監督 | ブライアン・スニッカー | ||||||
シーズン成績 | 088勝73敗・勝率.547 東地区優勝 | ||||||
分配金 | 選手1人あたり39万7391ドル[2] | ||||||
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ロサンゼルス・ドジャース(LAD) | |||||||
シリーズ出場 | 2年連続15回目 | ||||||
GM | 空位 | ||||||
監督 | デーブ・ロバーツ | ||||||
シーズン成績 | 106勝56敗・勝率.654 西地区2位=第1ワイルドカード | ||||||
分配金 | 選手1人あたり11万2701ドル[2] | ||||||
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ワールドシリーズ |
両球団がポストシーズンで対戦するのは、前年のリーグ優勝決定戦に次いで2年連続5度目。ブレーブスが最初の2試合に連勝し、3勝1敗でシリーズ制覇へ先に王手をかけるという展開は、前年のシリーズと同じだった[3]。ただ、前年はドジャースがそこから3連勝で逆転したのに対し、今シリーズはブレーブスが6戦目に勝利し逆転を阻止した。シリーズMVPには、第2戦でのサヨナラ安打や第6戦での決勝3点本塁打など6試合で計14安打を放ち、打率.560・3本塁打・9打点・OPS 1.647という成績を残したブレーブスのエディ・ロザリオが選出された。このあとブレーブスは、ワールドシリーズでもアメリカンリーグ王者ヒューストン・アストロズを4勝2敗で下し、26年ぶり4度目の優勝を成し遂げた。
2021年、MLB機構が非銀行系住宅ローン会社のローンデポと契約を締結し、同社はこの年から5年間リーグ優勝決定戦の冠スポンサーとなった[4]。これにより、大会名はナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ presented by ローンデポ(英語: National League Championship Series presented by loanDepot)となる。