クロスカントリースキー・ワールドカップ
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FISクロスカントリー・ワールドカップ (FIS Cross Country World Cup) は国際スキー連盟が主催するクロスカントリースキーの年間シリーズ戦である。北半球の冬にあたる季節に年をまたいで世界各地を転戦し、各試合の決勝順位に応じた得点 (ワールドカップポイント) を選手に与え、その合計により年間優勝者を決定する。男子と女子それぞれが対象となる。
1981/82シーズンから正式に始まったが、非公認ながら男子は1973/74シーズンから、女子は1978/79シーズンから行われている。 1985/86シーズンからクラシカル走法とフリー走法が区別されるようになった。それまでは走法に規制はなかった。 1996/97シーズンからスプリント部門 (スプリント・ワールドカップ) と距離部門 (距離・ワールドカップ) それぞれでもシーズン総合優勝を表彰するようになった。ただし1999/2000シーズンから2002/03シーズンまでは距離部門は表彰されなかった。
2006/07シーズンから年末年始に特別シリーズツール・ド・スキー(Tour de Ski)が始まった。 また2007/08シーズンからシーズン最後の3試合をワールドカップ・ファイナルとして特別シリーズ化した。 これらの特別シリーズでは各試合とは別に総合順位に応じてワールドカップポイントが与えられる。