ヘルシンキ・トラム
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ヘルシンキ・トラム(フィンランド語:Helsingin raitioliikenne、スウェーデン語:Helsingfors spårvägar)は、フィンランドの首都であるヘルシンキにある、ヘルシンキ市交通局によって運営されている路面電車である。都心部において重要な交通手段であり、2004年の利用者数はヘルシンキ地下鉄よりも多い5660万人である。ヘルシンキ・トラムは、世界的にも比較的早い時期(1900年)に電化(馬車鉄道から電車へ移行)が行われた路面電車である。運賃は3.00ユーロ均一。
概要 ヘルシンキ市電, 基本情報 ...
ヘルシンキ市電 | |
---|---|
ヴァリオトラム (Senaatintoriにて) | |
基本情報 | |
国 | フィンランド |
所在地 | ヘルシンキ |
種類 | 路面電車、ライトレール |
開業 | 1891年 |
運営者 | ヘルシンキ市交通局 (HKL) |
詳細情報 | |
総延長距離 | 110.5 km[1] |
路線数 | 11[2] |
1日利用者数 | 200,000人 (平日) |
保有車両数 | 137両 |
軌間 | 1,000 mm |
電化方式 | 直流600V 架空電車線方式[3] |
路線図 | |
テンプレートを表示 |
閉じる
1999年より新型の低床車両を段階的に導入しているが、技術的な問題により旧型車の置き換えはあまり進んでいない。2004年には、その移行期間の補助としてドイツから古い8軸路面電車を購入した。2023年には初のライトレール路線のヨケリ・ライトレールも開通した[4]。