元朝秘史ウィキペディア フリーな encyclopedia 『元朝秘史』(げんちょうひし)は、中世モンゴルの歴史書。『モンゴル秘史』と呼ばれることもある。チンギス・カンの一代記を中核に、その族祖伝承から後継者オゴデイの治世の途中までの歴史が記されている。作者は不明。成立年は諸説あるが、13世紀中とする見解が主流である一方、14世紀前半であるとする説得力ある仮説も存在する(後述)。 ウィキソースに元朝秘史のローマ字音訳『音訳蒙文元朝秘史』(白鳥庫吉、東洋文庫、1943年)があります。 1908年に中国で出版された『元朝秘史』。左側の大文字は漢字で表されたモンゴル語、右側の小文字は中国語訳と注釈。
『元朝秘史』(げんちょうひし)は、中世モンゴルの歴史書。『モンゴル秘史』と呼ばれることもある。チンギス・カンの一代記を中核に、その族祖伝承から後継者オゴデイの治世の途中までの歴史が記されている。作者は不明。成立年は諸説あるが、13世紀中とする見解が主流である一方、14世紀前半であるとする説得力ある仮説も存在する(後述)。 ウィキソースに元朝秘史のローマ字音訳『音訳蒙文元朝秘史』(白鳥庫吉、東洋文庫、1943年)があります。 1908年に中国で出版された『元朝秘史』。左側の大文字は漢字で表されたモンゴル語、右側の小文字は中国語訳と注釈。