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この項目では、重層扁平上皮から生じる癌の一種について説明しています。唾液腺などの腺組織から生じる、基底細胞に似た癌細胞からなる腫瘍については「基底細胞腺癌」をご覧ください。 |
基底細胞癌(きていさいぼうがん、英語: basal cell carcinoma)は、重層扁平上皮(特に皮膚の表皮)から生じる病変の組織型のひとつである。多くの医学者はその名のとおり悪性腫瘍(ただし低悪性度のもの)であると考えている。
皮膚以外の器官の重層扁平上皮から生じる同様の腫瘍は、類基底細胞癌(basaloid cell carcinoma)と呼ばれることがある。