求人倍率
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求人倍率(きゅうじんばいりつ)とは、経済指標のひとつ。求職者(仕事を探している人)1人あたり何件の求人があるかを示すものである。求人倍率は、求人数を求職者数で割ることによって求められる。求人倍率が1を上回ればいわゆる「売り手市場」であり労働者の側に有利となり、1を下回ればいわゆる「買い手市場」で企業の側にとって有利となる。求人倍率には以下の種類がある。
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種類 | 公表機関 | 統計名 | 新規学卒者(新卒)の扱い |
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新規求人倍率 | 厚生労働省 | 一般職業紹介状況 | 含まない |
有効求人倍率 | 厚生労働省 | 一般職業紹介状況 | 含まない |
中学、高校新卒の求人倍率 | 厚生労働省 | 新規学卒者(高校・中学)の職業紹介状況 | 含む(中学、高校新卒を対象) |
大卒の求人倍率 | リクルートワークス研究所 | 大卒求人倍率調査 | 含む(大学新卒を対象) |
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なお、一般職業紹介状況(職業安定業務統計)は公共職業安定所(愛称:ハローワーク)を通じた求人・求職情報を利用するため、いわゆる民間をベースとした求人情報誌などの情報は含まれない。求職者登録が取り消されるのは、採用が決まった事を公共職業安定所に届け出た場合、1年程度公共職業安定所で紹介状の発行を受けていない場合。